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2020-02-21 10:08:00

有本恵子さんの母、嘉代子さんが亡くなられました。当会会員一同、心からご冥福をお祈りいたします。

2014年中之島まつりでのお母さん

私たちの活動は、2004年、有本さんご夫妻のご講演を聴かせてもらったことから始まりました。「大阪の人はこわい」というお母さんから最初に聴いたこの言葉を忘れません。私たちは新たな団体を作り、手探りでご家族に信頼いただける活動を目指してきました。
2010年、有本さんが田原総一朗氏を訴え裁判を起こされたとき、当会有志がすぐに支援の声をあげたことを、お母さんはとても喜んでくださいました。恵子さんとの再会を最後まで願っていらっしゃったお母さんのお気持ちを思うと、無念としかいいようがありません。

日本政府が当初から拉致事件を知りながら隠蔽し、2002年に拉致が判明した後も本心から被害者の救出を考え、取り組んできたのかたくさんの疑問があります。残された私たちは、拉致問題の深い闇についての啓発活動を続けるとともに、被害者を一刻もはやく救出すべく各方面に働きかけていきたいと心を新たにしています。心あるみなさんとともに。合掌。(写真:2014年中之島まつりでのお母さん)

令和2年2月6日      大阪ブルーリボンの会