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2018-01-10 19:39:00

新しい年が明けました。めぐみさん拉致から40年の昨年、

家族会はもとより、私たち支援者団体も強く拉致被害者救出を政府に求めましたが、

1ミリも動かない結果に終わりました。それでもギリギリまで朗報を待っていた年末、私たちが見たのは、早々と休暇を取って身内とゴルフに興じる首相の姿でした。

「私が司令塔となって被害者を取り返す」

と家族に約束している首相の何と心無い行動でしょうか。

 横田早紀江さんは13日付産経新聞の「めぐみへの手紙」で、次のように書かれています。

 

「大切な子供たちが助けを待っていることを知りながら、これほど長い時間がかかってなお、国民を救うという当たり前の責務がなぜ果たされないのか。怒りや悲しみはとうの昔に過ぎ去り、今はただただ、不思議に思うばかりです。」

 

 拉致被害者と家族の皆さんの苦しみを忘れないため、日本の未来を背負う若い人たちに、拉致事件を知ってもらい、

被害者を助けられない日本という国のあり方について考えていただくための方法として、

大阪ブルーリボンの会では昨年、政府に「中高生対象の作文コンクール」の実施を要望し、初めて実施されました。1,915篇の作品が集まり、1216日に表彰式も行われました。

 ところが政府はこのコンクールを今年は実施しない意向のようです。

今年は教員研修に重点をおきたいとのことですが、先生と生徒の両方に施策を行うことこそ効果的なのではないでしょうか。

コンクールにいかほどの予算がかかるのか分かりませんが、そこは工夫を凝らしてぜひとも継続実施していくよう強く求めていきたいと思います。

 

政府は国民の世論で動きます。国民のみなさまにも、政府へメール等で要望をしていただきますようお願いいたします。

メール宛先(首相官邸)

https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html

 

平成30110日      大阪ブルーリボンの会

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