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2019-07-04 09:53:00

小泉政権時代に5名を取り戻しただけで、その後17年、だれ一人拉致被害者は帰国できていない。就任直後から「私の内閣で被害者を家族のもとに取り返す」と公約している安倍首相は、6年以上経っても結果を出していない。
参議院議員選挙が本日公示された。私たち国民は本気になって拉致問題解決に取り組む議員を見きわめなければならない。
「参議院拉致問題特別委員会」が5月29日に開催された。時間があれば下記サイトのサイドバーから「北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会」を選び、開会日「2019年5月29日」を指定して委員会の動画を視聴してみてほしい。国会議員の資質を見抜くのは私たち国民しかいない。
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

 

議員の質問になるほどと思うものもあるが、なぜ被害者を取り返せないのかという本質を突くものはほとんどなく、答える菅大臣、河野大臣も「あらゆるチャンスを逃さず真剣に取り組む」という首相のことばを繰り返すだけでまともな答えはしない。あろうことか質問の中で「拉致」を避け「核・ミサイル」の質問に終始する質問者もいる。何年たってもこんなやり取りをしている日本という国は、北朝鮮にとって痛くも痒くもないだろう。

 

しかし、私たちは国を動かし、一日も早く被害者を取り返さなければならない。
立候補者にはあらゆる手段で「拉致被害者救出」への考え方を問い、投票にあたってはブルーリボンバッジを常に着用し、私たちの問いに誠実に答え、個人の信念として拉致被害者救出を訴える候補者を選ばなければならない。

 

令和1年7月4日
大阪ブルーリボンの会